2017年08月29日

脱地震予知

 本日の京都新聞社説のテーマは脱「地震予知」。先週の中央防災会議有識者会議がまとめた報告書で「現在の科学では、地震の場所や時期、規模を、高い確率で予測することはできない。すなわち、「地震予知は不可能」との考え方をはっきり示した意味は大きいと論じている。これまで約40年間、地震は予知できるとの前提で進めてきた我が国の地震対策が根本的に見直されることは当然だと思う。これからは、いつどこで、どんな規模で発生するかわからない地震に対して、人命を守ることを最優先で取り組むという極めて当たり前のこと
に切り替えるのだと思うが、問題はなぜこのような当たり前のことが40年も当たり前のこととして対策が取られなかったのかということである。一つには、予知が可能であると主張することにより得する人たちがいたからであり、その人たちが社会的に大きな力を持っていたから、予知は不可能だと思っていた人たちの意見が抑え込まれたからである。二つ目は、いつどこで、どんな規模で発生するかわからない地震に対して人命を守る対策は、対処療法的な対策では不可能で、国土のあり方、社会のあり方、私たちの価値観を変える必要があり、そのようなことに取り組もうとすることから、地震対策にかかわる政治家、行政、学者たちが現実を見ないようにし、逃げてきたからである。
 想定した予知できる地震対策から想定できない予知不可能な地震対策への転換をするのであれば、これまでの誤った方向をリードしてきた人、わかっていてもやましき沈黙を守ってきた人が、率先して過去の過ちを反省し、過去のしがらみにとらわれず覚悟をもって人命を守る地震対策を進めてほしい。そうでないと、今回の報告書は作文でしかなく、できない理由の羅列で、いつまでたっても検討し、努力を続けるに終わり、救われるべき多くの人命が天災の名のもとで必ず失われていく。


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2017年08月28日

夏休み宿題

 夏休みの宿題の自由研究として、孫2人が桶造りをしました。木を切って割ることから始めて、セン、カンナ、ショウジキ、底マワシ等の道具を使い、桶の作り方を一通り学び、昨日一人が一つづつ桶を造り上げました。桶造りの工程、簡単そうで、やってみると結構難しいことを体験してくれたと思っています。この夏のいい思い出になってくれれば、うれしいです。
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2017年08月17日

予定ルート

 北朝鮮がグアムに向けてミサイルを発射する。その予定ルートは島根県、広島県、愛媛県、高知県上空と発表したことを受けて、わが政府は、それらの県に迎撃用のパック3を緊急配備したらしい。パック3はミサイルに何らかの支障がでて飛行途中で墜落してきた時に破壊するという。ミサイルに何らかの支障が生じた時、それでも予定ルートに従って飛行するのであろうか?またそもそも、北朝鮮が発表した予定ルート自体、信用していいのか?もし、ミサイルが発射されて、予定ルートの4県以外に落下し、多大な被害がでた場合、予定ルートでなかったからと言い訳をするのであろうか?さらに、我が国の宰相は、危機感を煽っている一方で、軽井沢の別荘で夏季休暇を過ごしているとのこと、よくわからない。
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2017年08月14日

理科教室

 恒例の小学生理科教室で木の器の話をしてきました。小学校4年生から6年生まで30数名の参加がありました。いろいろなタイプの木でできた器の作り方を話、、杉、椹、槇の香りを嗅いでもらい、同じ木でも切り方によって水密性や曲がりやすさにちがいいがあることを伝え、実際にナタで木を割り、カンナで削ってもらいました。カンナを削るのはなかなか難しいので、今回は私の桶造りの先生である樽源さんと息子さん、樽源さんで桶造りを勉強中の山中さんにカンナ削りの指導の手伝いをしていただきました。子どもたちは、元気に楽しそうに話を聞いたりカンナを使ったりしていたように感じました。最後に、昔は木の器を使っていたのに、現在はほとんど使わなくなったのはどうしてかということを考えてみてほしいという宿題をだして終わりました。この理科教室を通して、木の使用、森林の保全が洪水や土砂崩れの発生や水不足の原因に繋がっていることも知ってもらえたらと願いつつ終わりました。
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2017年08月09日

北山杉鶴

 京都モデルフォレスト協会から北山杉でできた名刺用紙をいただきました。その用紙で娘が折鶴を折ってくれました。北山杉名刺用紙を作っている方を伺ったところ、名刺用紙よりも薄くて織りやすい北山杉をシートにした折り紙用紙があるとのことで、さっそく購入しました。
 北山杉の美しい木目と香り漂う折鶴はなかなかいいのもです。秋には京都を訪れる外国人観光客に高齢者による京都文化を伝えておもてなしをする企画を開催することにしてます。この際に、北山杉で作った折り紙も楽しんでもらいたいと思っています。北山杉の素晴らしさが少しでも発信できればありがたいと願っています。
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2017年07月25日

隠す、ごまかす、逃げる、嘘をつく

加計学園にかかわる国会の集中審議をTVで見た。野党の詰めの甘さもあり結局事実関係が明白になることはないと思うが、政府サイドが一貫して隠そう、ごまかそうという態度であることは明白である。何もやましことがないのであれば、すべてを隠さず、真実を述べればいい。国会に限らず、すべての会議や委員会で、隠す、ごまかす、逃げる、嘘をつけば、その時点でそのような行為をした人は、即レッドカードで退場させるという簡単明瞭なルールを徹底すれば、世の中わかりやすくなるし、無駄な時間とお金を使わなくていいのにと思う。
posted by tarutoku at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

死者へのインタビュー

 北部九州の豪雨災害、徐々に復旧はしているものの、被災者はまだまだ悲惨な状況である。その後も局所的な集中豪雨は東北や北海道でも土砂災害や道路の冠水等を引き起こしている。マスコミは、流木の山や土砂で埋まった人家等を映し、被災者の声を発信しており、それらを見聞きし、私も他人事ではないと甚く同情している。一方で、災害によって亡くなった方については、死者○○名という数字が報道されるが、個々方がどのような状況で、どのような理由によって亡くなったかを詳しく報じる情報は少ないように思える。もちろん、亡くなった方へのインタビューはない。
 国や自治体は、道路、河川や水道等の復旧に全力を挙げ、一日でも早くもと通りの生活ができるようにとする。生き残った人々のためにである。それはそれで当たり前のことではあるが、なぜあの人はなくなったのだろうか。どうしたらあの人の命を救うことができたのかをすべての死者に対して分析したということは聞いたことがない。家を壊され、橋梁が流されたことは、個人の生活、地域の生活にとって大変なことである。しかし、それらはいずれまた何らかの形で対応される。しかし亡くなった人は生き返ることはない。人命を守ることは、何よりも最優先であるはずである。我が国の災害対策計画は、財産や生活を守るために行われているように思え、人命を守ることが最優先であるという当たり前のことが前提になっていない。災害対策の考え方を見直さなければ、そのうち死者何千万人という壊滅的なことが起こると思う。
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2017年07月10日

熊本

 九州北部豪雨5周年シンポジウムが熊本市で開催され、「想定外とダム」というテーマで講演してきました。講演の前には地元の方の案内で、改修中の白川と建設中の立野ダムを見ました。おりしも福岡、大分の筑後川沿川では大雨による被害が進行中であることもあり、会場に来られた方々はとても熱心に聞いてくださいました。翌日は球磨川の中流域にある人吉市を訪問しました。10年ほど前まで上流の川辺川ダム建設で大モメにもめていたことはすっかり忘れたように静かで落ち着いた城下町でした。名物の球磨川のアユを頂いて、さあ帰路に就こうかとしたところ、大雨に見舞われ、人吉〜熊本でJRが運転取りやめになりました。どうしてもその日のうちに京都へ帰らないと月曜日に会社を開けられないので、急きょ高速バスに乗り換えて新八代駅まで戻り、何とか帰ってきました。家に帰ってTVを見ると、福岡の洪水被害は益々拡大、死者の増え続けていました。講演で申し上げてきた「想定外を想定して、人命を守る」こと、これからも愚直に繰り返して言い続けていきたいと思っています。
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2017年07月06日

若者の発想

 昨日、龍谷大学に行ってきました。学生さんたちと「樽徳商店が社会的課題に貢献できるか」というテーマで意見交換しました。
 学生さんから出された社会的課題は、地球温暖化等の環境問題、生態系保全、第一次産業の衰退、エネルギー問題、少子高齢化、ブラック企業等企業における働き方改革、空家問題、伝統の継承、女性の社会進出等々、様々な課題でした。私は樽徳商店は、コンパクトな企業だからこそ、様々な社会課題に貢献できる。すでに地菜まんさい、桶製造は地産地消費や森林保全・伝統技術継承等の課題に微力ながら貢献しているし、今立ちあげようとしている100年京文化おもてなし事業は、高齢者と社会を活き活きと繋ぐとともに、京都の文化を若い世代に伝承していくことを目指しているとコメントしましたところ、学生さんからばらばらにやっていることを繋いでこんなことをやってほしいという提案がありました。それは、自然や農地が残る地域で、空家を利用して、家具や食器等すべて木を使った癒しの空間を作り、周辺の里山や農地を整備し、地域の高齢者の方に地域でとれる食材を使った料理を作ってもらい、地域の文化でおもてなしを行うことにより、ぎすぎすした社会で疲れたお父さんやお母さんにゆっくりリフレッシュしていただくことへのチャレンジでした。この施設に必要なエネルギーは近くの農業用水路や小川を活かした小水力発電で賄うことができればさらにいいでしょう。樽徳商店で行っているいろいろな取り組みを、合わせ技として一つの具体的な空間と人の集まりを形成するという提案。素直にいいなあと思いました。若い学生さんとワイワイ笑いながら、前向きに意見交換することができ、とても楽しく、うれしかったです。
posted by tarutoku at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

鶴岡八幡宮

 孫のお宮参りで、おおよそ20年ぶりに鎌倉の鶴岡八幡宮に参拝してきました。鎌倉の町並みはさほど変わっていないようでしたが、歩いている人たちの雰囲気はまったく異なっていました。特に外国人観光客の多さとにぎやかさはすごく、縁日のような感じになっていました。外国人観光客が大勢来られることは結構なことですが、鎌倉の静かで落ち着いた雰囲気が消えることはなんとも寂しい思いもします。
posted by tarutoku at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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