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2016年09月05日
防災訓練
9月はじめには、各地で防災訓練が催される。3日、京都市の防災訓練に地域住民として参加した。1000人以上の住民や関係者が集まり、消防、警察、自衛隊等々、様々な組織が勢ぞろいし、おなじみの訓練が行われた。この手の訓練、これまでに何回も参加したが、正直、恒例のイベントと化し、人命を守る観点からは何の役にも立たないと思う。訓練は参加する人が、訓練だと思っているうちはだめで、本気で真剣に取り組まなければ訓練にはならない。訓練中に私語や笑い顔があるなどもってのほかである。そういう観点からするとほとんどすべての訓練は、訓練ではない。最近も東北のある町で、「まさか」と思っているうちに避難指示を出さなかった町長がいたが、これまでどのような訓練をしていたのか、想像に難くない。総理大臣をトップに行う中央防災会議の訓練も然りである。
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